奥穂高に行ってきました。
こんばんは。
実に2年4か月ぶりくらいの更新となりました。
記録に残したい!と思った時に、このブログの存在を思い出し、更新、という運びになりました。
またぼちぼちとよろしくお願いします。
本日更新する内容は、タイトル通り、奥穂高の山行日記。
覚書のようになります。間違いもあるかもしれません。非常に長い記事になります。
大目に見てください。
-------------------------------------------------------
2012.7.16-17 奥穂高岳 山行記録
-------------------------------------------------------
ルート
スタート沢渡駐車場 (大体15~20分おきにバスが出発、片道大人1000円)
5時半発のバスに乗って上高地に到着!からの~出発!上高地のところは、お水がタダで補給可。うまい!
6時15分くらいに出発。
最初の到着地、明神。まだまだ余裕、休憩もそこそこに出発!

どこもかしこも水がキレイ。
次の到着地、徳沢。
トイレ休憩。キャンプ場もかなり広く、にぎわっていた。ステキ!
続いて横尾。こちらもキャンプ場がにぎわっていた。横尾大橋を渡ってGO!
この辺もまだまだ~余裕!しゃくしゃくです。

続いて涸沢ヒュッテまでの道のり。
途中、屏風岩を見る。屏風のような、絶壁の岩、ということで、ななめ、正面、など
さまざまな写真を撮影しながら進む。

本当にいい天気で、非常に快適。途中本谷橋を渡るときれいな水辺!
顔洗ってさっぱりしてまた出発。
この辺までは、比較的平坦なルートで、おしゃべりも全然できたっくらい余裕だったように思う。
本来紅葉がきれいらしいが、今は全くなし。緑と川を楽しみに進む。
途中雪が見え始め、ルートにも雪がかなり残っている。

アイゼン、ストック等持ち合わせていないため、やむなくそのまま通過。
解け始めでもあり、凍っていたりなどして、滑ったり、底が抜けたりして、非常に時間を取られる。
涸沢ヒュッテ前、雪道をひたすら上る。非常に苦しいが、ヒュッテすぐの大きな岩を目印に、
ヒュッテに掲げられた鯉のぼりのような目印を頼りにがんばる。
途中下る方の中には、スキーを担いで?いる方もいて、ここでスキーしたんだ・・・
と思って尊敬。(隊長曰く、頭が飛んじゃってる人だね。だって)
何とか到着したのが、12時過ぎ。疲労感は半端ない。疲れた。


本来は、このまま昼をとって穂高岳山荘に行く予定を変更し、涸沢ヒュッテにて
宿泊を決める。昼の後、14時前から爆睡して17時半。
夕焼け、はご飯を食べて見逃し、星空を望む。
北斗七星、北極星がきれいに見えた。流れ星には出会えず、寒さに断念。
薄いダウン+ノースフェイスでも寒かった。ちょっと。

どこの景色を切り取っても絵になる。

売店は17時半頃には閉店。おでんは1串100円。生ビール800円、燗酒500円。
何って、自宅に忘れたリップを購入したが、400円は高い。
酔いよい。21時消灯なんて眠れるはずない、なんて思ってたけど、20時過ぎには爆睡。
4時40分起床、朝焼けをちょっと見る。
支度して朝6時10分、出発。
キャンプサイト手前のレスキューの方にルートを確認して、出発。
黒板にあった、花畑を楽しむパノラマコースは雪のため、まだ開通しておらず、
涸沢小屋を回るルートで穂高岳山荘を目指す。

ここも雪道ばかり。怖い。
しし岩をめざし、ザイテングラート前、7時15分。休憩して7時半から登りはじめ。それがまた怖い怖い。
調子に乗って、岩を登っていたし、それはそれで非常に楽しめたが、ふっとしたときに
下を見てしまい、しばし足がすくむ。(この時ばかりは快晴で、よく見えた・・・)

けれども難所のはしごをクリアしつつ最後の雪道を超えて山荘へ。たぶん9時半くらい。

この時、昨日涸沢ヒュッテに泊まってよかった、と心から思った。
非常に寒かったが、まだまだ元気で、休憩もそこそこで出発。9時55分。

ただ山バッチはこちらで購入。たくさん種類があり、迷ったけど一つに絞りました。
募金でポケットティッシュをもらえたり、宿泊者には水はただで補給可。
この先がずっと霧で見通しが悪く、きりの中進むため、うっすら濡れた。
雨具なしだったので、そのまま進む。
はしごに鎖場など難所がごろごろ。濡れて滑りそうだし、怖かった。
けど霧で下は見えなかったので、それでも高さを感じずすすめたかも。
これで快晴だったら、それはそれで怖かろうに・・・
(でもやっぱり晴れてほしかった。)
ほかの登山者も見えず、孤独な戦いだった。
着々と進み、何とか頂上へ!

4人のオジサン組もいて、写真を取り合う。でもアイフォンの充電がここにて切れる。
残念。
寒すぎたので、頂上での休憩もそこそこに、下り始める。
稜線を進んで、紀美子平を目指す。
このあたりで霧を抜けると非常にステキに開けた景色が。
夏だぜ~!みたいな感じ。

でもやっぱり気候は変わりやすく、ぱらぱらと小雨が降ったり、雲が晴れてすんごい眺めになったり、
もくもく雲が来て暗くなったり。
すごい~
紀美子平でお昼にしたけど、こちらも小雨。残念。
早々に食べて再出発。
前穂高にはいかず。そこにいた方のほとんどが荷物を置いて上りに行っていた。
20分ほどで行ける・らしいが時間なく断念。
そこから下って岳沢ヒュッテへ。
休憩して、出発。そこから上高地まで、1.5時間とあったが、なぜか非常に時間がかかった。
というか足が持たずにギブアップ寸前。
途中、風穴があり、天然クーラーだ~!ってなるはずがそんな余裕なく、へぇ。どまり。
自分にびっくり。
蛇に出会っておびえて立ち往生。
立ち止まって休憩2回。占めて2時間強の下りとなってしまった。
しかし登山口に降りてきてから、河童橋まで15分。
その平坦な道のりすら苦行に思えてきた。
キレ~な明神池もほぼ素通り。(これはもったいなかった・・・)
歩く中で、サルの親子に出会い、そこでテンションちょいUP、何とか上高地へ着いたのでした。
無事でなにより。その一言に尽きます。
バスは17時まで15~20分間隔で出ているようで、(7番乗り場)
16時半の出発のものに乗って帰宅。
最後に沢渡中くらいにあった足湯に行ったけど、熱すぎてとても足を入れてられなかった。
びっくり。
でも気持ち楽になれた気がした。
3190mは楽ではなかったものの、初めての泊りでの山行。
とても楽しかった。
標高が上がるにつれて苦しさが吹っ飛ぶのには笑える。
下りの、緑に覆われた平坦な道が非常につまらなく思えてしまうあたりは、
地味な道のりは私の性に合わないんだ、と思わざるを得ない。
もっと刺激的な道を歩みたいのだと、そしてかつ長ーい道のりよりも、険しい短距離のほうが、
苦しいし、息が思いっきり上がってしまうのに、好きなんだと思った。
より高い山に登りたくなるのもその点だろう。
もう少し、距離の短いものであれば、苦しいながらも断然楽しめるのかもしれない。
----------------------------------
次の山は入笠山。
わくわくわく!
;->
実に2年4か月ぶりくらいの更新となりました。
記録に残したい!と思った時に、このブログの存在を思い出し、更新、という運びになりました。
またぼちぼちとよろしくお願いします。
本日更新する内容は、タイトル通り、奥穂高の山行日記。
覚書のようになります。間違いもあるかもしれません。非常に長い記事になります。
大目に見てください。
-------------------------------------------------------
2012.7.16-17 奥穂高岳 山行記録
-------------------------------------------------------
ルート
スタート沢渡駐車場 (大体15~20分おきにバスが出発、片道大人1000円)
5時半発のバスに乗って上高地に到着!からの~出発!上高地のところは、お水がタダで補給可。うまい!
6時15分くらいに出発。
最初の到着地、明神。まだまだ余裕、休憩もそこそこに出発!
どこもかしこも水がキレイ。
次の到着地、徳沢。
トイレ休憩。キャンプ場もかなり広く、にぎわっていた。ステキ!
続いて横尾。こちらもキャンプ場がにぎわっていた。横尾大橋を渡ってGO!
この辺もまだまだ~余裕!しゃくしゃくです。
続いて涸沢ヒュッテまでの道のり。
途中、屏風岩を見る。屏風のような、絶壁の岩、ということで、ななめ、正面、など
さまざまな写真を撮影しながら進む。
本当にいい天気で、非常に快適。途中本谷橋を渡るときれいな水辺!
顔洗ってさっぱりしてまた出発。
この辺までは、比較的平坦なルートで、おしゃべりも全然できたっくらい余裕だったように思う。
本来紅葉がきれいらしいが、今は全くなし。緑と川を楽しみに進む。
途中雪が見え始め、ルートにも雪がかなり残っている。
アイゼン、ストック等持ち合わせていないため、やむなくそのまま通過。
解け始めでもあり、凍っていたりなどして、滑ったり、底が抜けたりして、非常に時間を取られる。
涸沢ヒュッテ前、雪道をひたすら上る。非常に苦しいが、ヒュッテすぐの大きな岩を目印に、
ヒュッテに掲げられた鯉のぼりのような目印を頼りにがんばる。
途中下る方の中には、スキーを担いで?いる方もいて、ここでスキーしたんだ・・・
と思って尊敬。(隊長曰く、頭が飛んじゃってる人だね。だって)
何とか到着したのが、12時過ぎ。疲労感は半端ない。疲れた。
本来は、このまま昼をとって穂高岳山荘に行く予定を変更し、涸沢ヒュッテにて
宿泊を決める。昼の後、14時前から爆睡して17時半。
夕焼け、はご飯を食べて見逃し、星空を望む。
北斗七星、北極星がきれいに見えた。流れ星には出会えず、寒さに断念。
薄いダウン+ノースフェイスでも寒かった。ちょっと。
どこの景色を切り取っても絵になる。
売店は17時半頃には閉店。おでんは1串100円。生ビール800円、燗酒500円。
何って、自宅に忘れたリップを購入したが、400円は高い。
酔いよい。21時消灯なんて眠れるはずない、なんて思ってたけど、20時過ぎには爆睡。
4時40分起床、朝焼けをちょっと見る。
支度して朝6時10分、出発。
キャンプサイト手前のレスキューの方にルートを確認して、出発。
黒板にあった、花畑を楽しむパノラマコースは雪のため、まだ開通しておらず、
涸沢小屋を回るルートで穂高岳山荘を目指す。
ここも雪道ばかり。怖い。
しし岩をめざし、ザイテングラート前、7時15分。休憩して7時半から登りはじめ。それがまた怖い怖い。
調子に乗って、岩を登っていたし、それはそれで非常に楽しめたが、ふっとしたときに
下を見てしまい、しばし足がすくむ。(この時ばかりは快晴で、よく見えた・・・)
けれども難所のはしごをクリアしつつ最後の雪道を超えて山荘へ。たぶん9時半くらい。
この時、昨日涸沢ヒュッテに泊まってよかった、と心から思った。
非常に寒かったが、まだまだ元気で、休憩もそこそこで出発。9時55分。
ただ山バッチはこちらで購入。たくさん種類があり、迷ったけど一つに絞りました。
募金でポケットティッシュをもらえたり、宿泊者には水はただで補給可。
この先がずっと霧で見通しが悪く、きりの中進むため、うっすら濡れた。
雨具なしだったので、そのまま進む。
はしごに鎖場など難所がごろごろ。濡れて滑りそうだし、怖かった。
けど霧で下は見えなかったので、それでも高さを感じずすすめたかも。
これで快晴だったら、それはそれで怖かろうに・・・
(でもやっぱり晴れてほしかった。)
ほかの登山者も見えず、孤独な戦いだった。
着々と進み、何とか頂上へ!
4人のオジサン組もいて、写真を取り合う。でもアイフォンの充電がここにて切れる。
残念。
寒すぎたので、頂上での休憩もそこそこに、下り始める。
稜線を進んで、紀美子平を目指す。
このあたりで霧を抜けると非常にステキに開けた景色が。
夏だぜ~!みたいな感じ。
でもやっぱり気候は変わりやすく、ぱらぱらと小雨が降ったり、雲が晴れてすんごい眺めになったり、
もくもく雲が来て暗くなったり。
すごい~
紀美子平でお昼にしたけど、こちらも小雨。残念。
早々に食べて再出発。
前穂高にはいかず。そこにいた方のほとんどが荷物を置いて上りに行っていた。
20分ほどで行ける・らしいが時間なく断念。
そこから下って岳沢ヒュッテへ。
休憩して、出発。そこから上高地まで、1.5時間とあったが、なぜか非常に時間がかかった。
というか足が持たずにギブアップ寸前。
途中、風穴があり、天然クーラーだ~!ってなるはずがそんな余裕なく、へぇ。どまり。
自分にびっくり。
蛇に出会っておびえて立ち往生。
立ち止まって休憩2回。占めて2時間強の下りとなってしまった。
しかし登山口に降りてきてから、河童橋まで15分。
その平坦な道のりすら苦行に思えてきた。
キレ~な明神池もほぼ素通り。(これはもったいなかった・・・)
歩く中で、サルの親子に出会い、そこでテンションちょいUP、何とか上高地へ着いたのでした。
無事でなにより。その一言に尽きます。
バスは17時まで15~20分間隔で出ているようで、(7番乗り場)
16時半の出発のものに乗って帰宅。
最後に沢渡中くらいにあった足湯に行ったけど、熱すぎてとても足を入れてられなかった。
びっくり。
でも気持ち楽になれた気がした。
3190mは楽ではなかったものの、初めての泊りでの山行。
とても楽しかった。
標高が上がるにつれて苦しさが吹っ飛ぶのには笑える。
下りの、緑に覆われた平坦な道が非常につまらなく思えてしまうあたりは、
地味な道のりは私の性に合わないんだ、と思わざるを得ない。
もっと刺激的な道を歩みたいのだと、そしてかつ長ーい道のりよりも、険しい短距離のほうが、
苦しいし、息が思いっきり上がってしまうのに、好きなんだと思った。
より高い山に登りたくなるのもその点だろう。
もう少し、距離の短いものであれば、苦しいながらも断然楽しめるのかもしれない。
----------------------------------
次の山は入笠山。
わくわくわく!
;->
2012年07月19日 Posted by食堂ラ・ヴァリエ at 23:48 │Comments(1) │HOBBY
この記事へのコメント
太田ちゃん、私も昔(笑)登ったよー。懐かしい! 私は涸沢でテント張って一泊したよー。で、翌日やはり頂上目指しました。でもすごいなー、まさか奥穂に登っちゃうなんて! また山話聞かせてちょんまげ〜☆
Posted by にわかよぎーにありま at 2012年07月21日 17:52