日本で2番目に高い山 Mt.kita
こんばんは!
世界遺産登録で、富士登山者が増える中、私は「2番目に高い山」である北岳にいってまいりました。
奥穂高以来、憧れのたかーい山に行けるとあって、そわそわ、ウキウキとしていたのは今月初旬、
先週末に1泊2日にて無事に制覇してまいりました!
今日はその記録を記します。
いつものように覚書になりますが、あしからず。
****
2013.7.19-20 Mt.kita
「高い山」であることは、すなわち「危険な山」である。
準備は入念に・・・と毎回思っているのだが、前夜に慌てふためいてザックに荷物を詰めるのはいつものこと。
木曜の仕事終わりからあわてて準備したため、「よしっ!」と時計を見れば深夜2時近くになっていた。
車に乗って出発。向かうは山梨県の奈良田駐車場。
到着したのは19日AM4:00前。すでに第1駐車場には7台ほどの車が。
車内で仮眠をとり、AM5:32発のバスに乗る。混みあうバスでは、大きな荷物を膝にかかえて座る。
立ち乗りも出るほど。ここから50分バスに揺られ、広河原登山口へ。
AM6:20、到着。広河原インフォメーションセンターで朝食のおにぎりを食べて、最後の準備。
AM6:45に出発。
大きな吊り橋を渡ってすすむ。天気は快晴。
緑豊かな道を進めばあっという間に最初の分岐に。


北岳山荘を目指す私たちは左へ。

沢の横を進む。さわさわと心地よい音。雪解け水がたくさん流れているのだろう。
アッという間にたかーい場所に!待ってました~!
ここまでくるのにざっと2時間半くらいでしょうか。
(今回は時計あいまいです・・・)

すごい!
いい天気過ぎる!
テンションあがりながらどんどん進みます。
事前にチームの隊長から情報があったとおり、「雪がまだたくさん残っている」。
でたーすごーい、まだまだ溶けてません。
この横の道をすすみました。

このあたりで、登り始めたことを後悔。(1回目)
だって、すごい傾斜。高い山だもんなぁ・・・写真で伝わりますか?
こんな雲もみえました。これは、雲なのでしょうか。でも、青、緑、白のコントラストがステキ!

しばらくは雪渓の横を進んでいましたが、ここで肩ノ小屋方面との分岐に。
この二俣には、簡易トイレが3つ。
ここの休憩所、天然クーラーのように涼しい風が吹き、川の水は冷たく冷えておいしい!
しばしパワーチャージ。

いよいよ雪の中を進むことに。
前日にあわてて買った軽アイゼンが役に立ちました。
まっちゃんにはピッケルを借りて。
ザ・夏山!な風景。

この雪渓、さいっこうに私の体力を奪っていきました・・・(後悔2回目)
つらくてつらくて、雪の中で立ち止まるんだけど、背負っているザックが重いし、酸素が薄いのか立ちくらむような感覚、
傾斜はかなり急なので少しでも気を抜いたら後ろに倒れて転げ落ちる!という怖い場所でした。
いつまでたっても終わらない雪道。
時折ある休憩場で後ろを振り返れば…ひゅうーう!

写真ではなかなか伝わらない高さ・・・
この道のり、一番時間かかりました。
その後はかっこいい北岳が!

知らなかったけど、この北岳の壁面は、クライミングの人たちにも人気みたい。
実際、上から見下ろすと、登山道ではない場所に人がポツポツ。
こんなところ登るなんて、ホントに命知らず~こわっ!

その後はほぼ垂直なはしごの連続。
これもたかーい場所にあるので、手すりにしがみつきながら登る。
前の奥穂の時には、霧で下が見えず、高さの感覚なく登っていたけど、
今回はしっかりと下界が見えて足がすくむ場面もしばしば。

でもまだまだ、先にもはしごが。
正直、「いつ終わるんだよーーー!!!」って気持ちでいっぱい。(後悔3回目)
このあたりで体力の限界を感じていた。完全に準備不足だ。

でもなんとか八本歯のコルに到着。
まだここだったのか・・・長めの休憩&お昼を食べる。
時間は確か、12時30分くらいかな。
ルート調べたときには、北岳山荘に13時くらいに到着かな、と話していたので、大幅の遅れ。
雪渓のせいだ~
でも進めば、間ノ岳がきれいに見える!

いよいよ稜線をすすむ。間ノ岳もかっこいいな~

崖っぷちにかけられたはしごのような道を進む。
このあたりから、夏の北岳の楽しみでもある、高山植物やお花畑に出会う。

見えますか?グリーンの中にある黄色いもの、これ、すべてお花なんです!
おおよそ標高3000m近いこの場所にあるお花畑。可愛い!

皆、足を止めては見入っている。写真も撮りまくる。
このあたりからテンション持ち直してきました!
楽しくて楽しくてしょうがない。
自然と足取りも軽く、サクサク進むと、見えました!北岳山荘!

ここで宿泊。到着時刻15:00前。
長い道のり。モー眠くてさっそく仮眠とりました。
寝袋を持って行ったので、寝具なしの素泊まり、4200円。寝具付は5200円でした。
宿泊者には1Lの水無料券。それ以外は1L100円で購入です。
なんてったって、この北岳山荘から水場まで、往復90分。この疲れた体では到底無理な距離感です。
晩御飯はぎゅうどーん!!!

これ、めちゃウマ。感動的!
ビールは500円で【アサヒ・サッポロ・キリン】が選べました。ちなみに生ビールは900円(!)
20時には消灯。即バッタんきゅ~
翌日の日の出予想時刻はAM4:40。起きれるのかな・・・
****
世界遺産登録で、富士登山者が増える中、私は「2番目に高い山」である北岳にいってまいりました。
奥穂高以来、憧れのたかーい山に行けるとあって、そわそわ、ウキウキとしていたのは今月初旬、
先週末に1泊2日にて無事に制覇してまいりました!
今日はその記録を記します。
いつものように覚書になりますが、あしからず。
****
2013.7.19-20 Mt.kita
「高い山」であることは、すなわち「危険な山」である。
準備は入念に・・・と毎回思っているのだが、前夜に慌てふためいてザックに荷物を詰めるのはいつものこと。
木曜の仕事終わりからあわてて準備したため、「よしっ!」と時計を見れば深夜2時近くになっていた。
車に乗って出発。向かうは山梨県の奈良田駐車場。
到着したのは19日AM4:00前。すでに第1駐車場には7台ほどの車が。
車内で仮眠をとり、AM5:32発のバスに乗る。混みあうバスでは、大きな荷物を膝にかかえて座る。
立ち乗りも出るほど。ここから50分バスに揺られ、広河原登山口へ。
AM6:20、到着。広河原インフォメーションセンターで朝食のおにぎりを食べて、最後の準備。
AM6:45に出発。
大きな吊り橋を渡ってすすむ。天気は快晴。
緑豊かな道を進めばあっという間に最初の分岐に。
北岳山荘を目指す私たちは左へ。
沢の横を進む。さわさわと心地よい音。雪解け水がたくさん流れているのだろう。
アッという間にたかーい場所に!待ってました~!
ここまでくるのにざっと2時間半くらいでしょうか。
(今回は時計あいまいです・・・)
すごい!
いい天気過ぎる!
テンションあがりながらどんどん進みます。
事前にチームの隊長から情報があったとおり、「雪がまだたくさん残っている」。
でたーすごーい、まだまだ溶けてません。
この横の道をすすみました。
このあたりで、登り始めたことを後悔。(1回目)
だって、すごい傾斜。高い山だもんなぁ・・・写真で伝わりますか?
こんな雲もみえました。これは、雲なのでしょうか。でも、青、緑、白のコントラストがステキ!
しばらくは雪渓の横を進んでいましたが、ここで肩ノ小屋方面との分岐に。
この二俣には、簡易トイレが3つ。
ここの休憩所、天然クーラーのように涼しい風が吹き、川の水は冷たく冷えておいしい!
しばしパワーチャージ。
いよいよ雪の中を進むことに。
前日にあわてて買った軽アイゼンが役に立ちました。
まっちゃんにはピッケルを借りて。
ザ・夏山!な風景。
この雪渓、さいっこうに私の体力を奪っていきました・・・(後悔2回目)
つらくてつらくて、雪の中で立ち止まるんだけど、背負っているザックが重いし、酸素が薄いのか立ちくらむような感覚、
傾斜はかなり急なので少しでも気を抜いたら後ろに倒れて転げ落ちる!という怖い場所でした。
いつまでたっても終わらない雪道。
時折ある休憩場で後ろを振り返れば…ひゅうーう!
写真ではなかなか伝わらない高さ・・・
この道のり、一番時間かかりました。
その後はかっこいい北岳が!
知らなかったけど、この北岳の壁面は、クライミングの人たちにも人気みたい。
実際、上から見下ろすと、登山道ではない場所に人がポツポツ。
こんなところ登るなんて、ホントに命知らず~こわっ!
その後はほぼ垂直なはしごの連続。
これもたかーい場所にあるので、手すりにしがみつきながら登る。
前の奥穂の時には、霧で下が見えず、高さの感覚なく登っていたけど、
今回はしっかりと下界が見えて足がすくむ場面もしばしば。
でもまだまだ、先にもはしごが。
正直、「いつ終わるんだよーーー!!!」って気持ちでいっぱい。(後悔3回目)
このあたりで体力の限界を感じていた。完全に準備不足だ。
でもなんとか八本歯のコルに到着。
まだここだったのか・・・長めの休憩&お昼を食べる。
時間は確か、12時30分くらいかな。
ルート調べたときには、北岳山荘に13時くらいに到着かな、と話していたので、大幅の遅れ。
雪渓のせいだ~
でも進めば、間ノ岳がきれいに見える!
いよいよ稜線をすすむ。間ノ岳もかっこいいな~
崖っぷちにかけられたはしごのような道を進む。
このあたりから、夏の北岳の楽しみでもある、高山植物やお花畑に出会う。
見えますか?グリーンの中にある黄色いもの、これ、すべてお花なんです!
おおよそ標高3000m近いこの場所にあるお花畑。可愛い!
皆、足を止めては見入っている。写真も撮りまくる。
このあたりからテンション持ち直してきました!
楽しくて楽しくてしょうがない。
自然と足取りも軽く、サクサク進むと、見えました!北岳山荘!
ここで宿泊。到着時刻15:00前。
長い道のり。モー眠くてさっそく仮眠とりました。
寝袋を持って行ったので、寝具なしの素泊まり、4200円。寝具付は5200円でした。
宿泊者には1Lの水無料券。それ以外は1L100円で購入です。
なんてったって、この北岳山荘から水場まで、往復90分。この疲れた体では到底無理な距離感です。
晩御飯はぎゅうどーん!!!
これ、めちゃウマ。感動的!
ビールは500円で【アサヒ・サッポロ・キリン】が選べました。ちなみに生ビールは900円(!)
20時には消灯。即バッタんきゅ~
翌日の日の出予想時刻はAM4:40。起きれるのかな・・・
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