愛しのcandy
私の実家には、ワンちゃんが2匹居ます。
雑種で、どこか観光地の店先でもらってきたキャンディと、
姉のトリマー学校進学を機に購入した黒のトイプードルのアトム。
アトムはまだ若くて、元気なやんちゃBoyだけれど、
キャンディはもうおばあちゃん。
思い返せば、私たち家族がタイから帰国してすぐ、
当時小学校2年生の私は、出かけた先のダンボールに入ったキャンディを見て、
「絶対持って帰る !」
と、姉と一緒に駄々をこねたことをぼんやりと覚えています。
その頃はまだコロンと小さな赤ん坊だったのだけど、それから早14年あまり。

すっかり落ち着いて、散歩しても走るのは最初の4分程度。
あとはテクテク歩き、家につく頃には伏せって休憩。
おうちの中でも無駄吠えせずに、ソファーで丸くなるネコみたいななつっこさ。
歩み寄ればすぐにお腹を見せて服従のポーズ。

3月に実家を出てから、ワンコたちに会う機会がとんと減りました。
今日、母がうちに来た時に、キャンディを病院につれてったよ、との報告。
時々、むせるような咳をしていたのは、心臓にフィラリアという虫が住み着いているから。
お腹にぽこっと小さなできものが出来ていたのは、癌があるから。
そんな結果だったようです。
癌は、手術で取り除けるのですが、そうすると心臓がもつか分からないとのこと。
フィラリアと年齢もあいまって、なんともいえません。
調べたところ、フィラリアは予防できる病気のようです。
何も知らずに過ごしてきてしまって…
まだまだ長生きしてほしいので、
出来るだけキャンディに会いに行こうと思います。

飼い主さんはみんなこういうけど、本当にそうです。
「うちのキャンディが一番カワイイぜ !!」